プレスリリース素文

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音楽家の練習録音から業務フィールドレコーダーの生 WAV まで。
iPhone 上に "自分のライブラリ" を取り戻す「TuneFerry」TestFlight 先行公開

2026 年 4 月 26 日 — 東京

個人開発スタジオ dsgarage は、iPhone 専用の高機能オーディオプレイヤー TuneFerry を 2026 年 4 月 26 日より TestFlight にて先行公開しました。

TuneFerry は、IC レコーダーで撮った練習録音、iPhone のボイスメモ、ZOOM や Sound Devices 等の業務用フィールドレコーダーで収録した 32bit float を含む生 WAV 素材 まで、あらゆる "自分で録った音" を iPhone 上の一つのライブラリにまとめて整理・再生 するためのアプリです。USB-C ストレージや SD カードからの自動インポート、業務メタデータ (BWF / iXML) の保持、3 方式から選べるノーマライズ、AirPods のヘッドトラッキング対応空間オーディオ + Ambisonics デコードなど、自宅練習からプロ現場までの素材を扱うために必要な機能を備えています。

音楽家の練習・記録のためのオーディオプレイヤー

ボーカリストや楽器奏者が日々のレッスン・自宅練習・リハーサル・ライブを録音する手段は、IC レコーダー (ZOOM / TASCAM / SONY 等) や iPhone のボイスメモが主流です。しかし、それらの録音は普段「ファイルとしてどこかに溜まっていく」だけで、後から日付やテイクごとに整理して聴き返すための専用アプリは意外と少ないのが現状です。

TuneFerry は、こうした録音物を 1 イベントごとに「アルバム」としてまとめ、ジャケット (任意で AI 生成) とジャンルを与えて、Cover Flow 風の UI で並べることで、自分の演奏記録を「コレクション」として手元に持つ感覚を提供します。タイトル / アーティスト名 / メモを個別に編集でき、複数選択での一括編集・一括ノーマライズにも対応します。

かつて iPod classic で得た「所有感」を、iPhone で取り戻す

2007 年に iPod classic が登場した頃、自分が選び・取り込み・並べた曲が iPod の中に溜まっていく体験こそが、Apple が長年かけて築いた "音楽との関係性" でした。配信サービスが主流となった現在、その感覚を持つ場所は徐々に失われています。

TuneFerry は、Apple 純正の SwiftUI / SwiftData / AVAudioEngine / Image Playground の上に、Cover Flow 風のプレイリスト UI、ハプティックフィードバック付きの操作感、AirPods での空間オーディオ + ヘッドトラッキングといった "Apple ネイティブな所有感" を意識して設計されています。長年 Apple 製品を使い続け、iPod classic の体験を覚えているユーザーにこそ手にとっていただきたいアプリです。

主な特長

  • 多様な録音元に対応 — IC レコーダー (USB / SD)、iPhone のボイスメモ (Files 経由)、業務用フィールドレコーダー、外付けストレージなど、ソースを問わず取り込める。
  • USB プロファイル登録 + 自動取り込み — 一度フォルダを登録すれば、フォアグラウンド復帰時に新規ファイルを自動で TuneFerry のライブラリにコピー。原本ファイルは変更しません。
  • WAV 業務メタデータの完全保持 — RIFF / LIST-INFO / BWF (bext) / iXML を独自パーサーで読み取り、TuneFerry のマニフェスト JSON にも書き出します。アプリを削除しても情報は残ります。
  • 32bit float (IEEE Float) 対応 — Sound Devices 833/888・ZOOM F6/F8 等が出力する 32bit float WAV を Format Tag (0x0003) で正しく判別し、Track 詳細画面で「32 bit float」「24 bit int」と区別表示。再生・ノーマライズも元のサンプル形式を維持して動作します。
  • ノーマライズ 3 方式 — ピーク正規化に加え、RMS 正規化、RMS + High-shelf Tilt EQ (4 kHz / -2 dB) を選択可能。練習録音やフィールド素材で目立ちやすい高音の耳障り感を緩和します。
  • Cover Flow + アルバム化 — 1 イベントで取り込んだ複数ファイルを選択し、ジャンルとジャケットを指定してアルバム化。プレイリスト一覧では Cover Flow 風の横スワイプ + リスト/アイコン切替に対応。
  • 空間オーディオ + Head Tracking — AirPods Pro / Max / 第 3 世代以降に対応。AVAudioEnvironmentNode (HRTFHQ) でステレオを 3D 配置し、頭の動きに音場を固定します。
  • AI ジャケット生成 — iOS 18.2+ の Apple Intelligence (Image Playground) でジャケット画像を自動生成。写真未指定時はジャンル別のグラデーション + アイコンで自動生成します。
  • ハプティックフィードバック — タップ・選択・確定操作にきめ細かい触覚を割り当て、iPod のクリックホイールを思わせる "押した感" を提供します。

対応環境

iPhone 専用。iOS 17.0 以降。USB-C ストレージの利用には iPhone 15 / 16 シリーズなど USB-C 端子搭載モデルを推奨します。AI ジャケット生成は Apple Intelligence 対応端末 (iPhone 15 Pro / Pro Max、iPhone 16 シリーズ) かつ iOS 18.2 以降で利用できます。

配布

現在は TestFlight Internal でのクローズドベータ配布です。一般配布の予定や時期は未定です。

開発元について

dsgarage は東京を拠点に活動する個人開発スタジオです。iOS / オーディオ / 録音現場の現場知見を活かしたプロダクトを開発しています。

取材・お問い合わせ

dsgarage
E-mail: dsgarage@gmail.com
GitHub: github.com/dsgarage/TuneFerry

※ 本リリース文に記載されている社名・製品名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。iPod / iPhone / AirPods / Apple Intelligence / Image Playground は Apple Inc. の商標です。